科学史研究におけるオープンアクセス
親愛なる同僚の皆様、
最近、科学情報へのオープンアクセスの取り組みが国際的に行われており、オープンアクセスのリポジトリが設立されています。世界中でユーザーの意見が求められ、公開されている調査では技術的準備状況、情報リテラシー、法的側面が重要視されています。
このアンケートでは、科学史学者が使用する科学情報の検索および管理方法、情報の拡散チャネル、さらに特定の科学分野におけるオープンアクセスの評価についてより詳しく知りたいと考えています。
アンケートの結果は、国際的なヨーロッパ科学史協会の会議シンポジウムで発表されます The tools of research and the craft of history、また結論は 文献および資料委員会 (国際科学史および哲学協会の構造的部門)の活動ガイドラインに反映され、科学情報の普及を最適化し、科学的遺産を保存することを目指します。
アンケート作成には、リトアニア科学図書館協会のeIFL-OAコーディネーターであるギンタレ・タウトケビチエンネ博士の貴重な意見が反映されています。 プロジェクトeMoDB.lt: リトアニアのための電子科学データベースのオープン化の研究報告が利用され、他のオープンアクセスに関する資料も参考にしています。
ぜひ、積極的にご意見やご希望をお聞かせください。アンケートの回答は、2023年9月15日までお待ちしております。
このアンケートは匿名です。
敬具
ビルーテ・ライリエネ博士
文献および資料委員会(国際科学史および哲学協会の科学および技術の歴史部門)の委員長
Eメール: b.railiene@gmail.com
オープンアクセス用語集:
オープンアクセス – 無料 かつ 制限のないインターネットアクセス 科学研究成果 (学術論文、研究データ、会議の発表などの他の公開された資料)へのアクセスであり、すべてのユーザーが自由に読み、コピーし、印刷し、コンピュータデバイスに保存し、配布し、検索を行い、著作権を侵害することなく全文の論文へのリンクを提供できます。
書誌スタイル (または書誌的記述)– 文書、部分、または複数の文書を特定し、記述するために必要な標準形式で提供されるデータの全体の集合(図書館学百科事典)。書誌スタイルは多くのバリエーションが存在し、さまざまなスタイル(例:APA、MLA)が作成されています。国際標準は書誌情報源の引用ガイドラインとして設けられています (ISO 690:2010).
機関リポジトリ – 意味ある成果物のデジタルアーカイブであり、その機関または複数の機関の科学成果や学術情報を保存、拡散、管理するために用いられます。